強い郷土色

鹿児島県は、九州の中でもかなりクセのある県です。

その県民性もいろいろな言われ方をするのですが、だいたいは「頑固一徹の無骨もの」と称されます。

歴史的に見ると、鹿児島県は鎌倉時代から明治維新までの700年間、島津氏の一党支配が続いていました。

とくに江戸時代は、他藩との交流さえ好まない鎖国政策をとっていたので、郷土ナショナリズムが非常に強くなりました。

裏を返せば、それだけ排他的で閉鎖的だったということです。

鹿児島男をいうとき「ぼっけ者(もん)」という言葉が使われますが、「根性の座った質実剛健の気性の持ち主」と、「短気で怒りっぽい者」という2つの意味があります。

鹿児島県の土地は火山灰でやせていて、収穫できるのはサツマイモや雑穀ばかりで、稲作が出来る田畑が少ないため、昔から常に貧しい県でもありました。

この貧しさに耐えなければならない風土が、質実剛健の気風を生み、そして同時に短気な性格も生まれたようです。

また、鹿児島県人は保守的な性格が強く、男尊女卑の風潮が未だに残り、郷土意識や仲間意識が強く、閉鎖的です。

もう一つの特徴として、強烈な上昇志向があります。

貧しい土地柄だったからこそ、中央に憧れ、中央で名をなすのが鹿児島の男たちの夢であり、どこか空威張りの性格も残されています。

鹿児島県の交通事故に強い弁護士

アキレス腱という名前はギリシャ神話に由来する

アキレス腱は、足首の後ろ、ふくろはぎの中央あたりから踵のすぐ上あたりの部分にある人体中最大の腱で、長さは15センチくらいです。

この腱の名前はギリシャ神話の英雄の1人アキレウスに由来します。

アキレウスはプティア王ぺレウスと海の女神テティスの子で、トロイア戦争でギリシャ軍中もっとも活躍しました。

テティスはアキレウスの不死身を願い、幼いアキレウスの全身を冥界の川に浸しますが、母親が手でつかんでいた踵だけが水につからずに生身で残ってしまいました。

アキレウスはトロイア戦争で大活躍しますが、トロイア王子パリスに唯一の弱点である踵を矢で射抜かれ死んでしまいます。

この伝説にちなんでアキレス腱という名前になり、致命的な弱点の意味でも使われるようになったといいます。

いっぽう、向こう脛とは一般的に膝からくるぶしまでの脛の前面部分のことです。

「義経記」に登場する武蔵坊弁慶は、源義経に最後まで仕えて活躍したとされる僧兵です。

父親は関白藤原道長の子孫である熊野別当弁正、母親は二位大納言の娘で、高貴な血統の持ち主でした。

弁慶は日本一の豪傑だったともいわれますが、彼でも蹴られたら痛がって泣くことから、向こう脛のことを弁慶の泣き所と呼び、弱点や急所にたとえられます。

56枚葉のクローバー

四つ葉のクローバーを見つけた人には幸運が訪れるという言い伝えがあり、四つ葉のクローバー探しをしたことがある人は多いのではないでしょうか?

キリスト教の十字架と似ていることから、四つ葉が幸運のシンボルとされたといわれますが、実際にはキリスト教が普及する以前から特別なものとして扱われていたようです。

クローバーは、マメ科の植物であるシロツメクサ((白詰草)のことで、江戸時代にオランダからの輸入品が壊れないようシロツメクサをクッションの代わりに詰めていたのが名前の由来だそうです。

クローバーはふつう三枚葉で、四つ葉になるのは一種の突然変異だったので、昔は探してもなかなか見つけることができませんでした。

しかし近年は四つ葉のクローバーが増えてきています。

四つ葉のクローバー同士で交配を繰り返すという品種改良の結果、四つ葉のクローバーが増えていて、現在では量産することも可能となり商品化もされています。

品種改良を重ねていった結果、岩手県のクローバー研究者である小原繁男さんが18葉のクローバーを栽培し2002年にギネスブックに登録されました。

さらにその後2009年になんと56枚葉のクローバーがやはり小原さんにより発見されたそうです。

3つの国境未定地

日本には外国との国境が確定していないところがあります。

日本の領土でありながら、外国と領有権をめぐる紛争をしているのです。

すなわち北方領土と竹島、尖閣諸島の3か所で、日本の実効的な支配が難しかったり、外国が領有権を主張していたりするのです。

択捉島、国後島、色丹島、歯舞諸島からなる北方領土は総面積4996平方キロメートルもあり、これだけ広い地域がロシアに占領されたままです。

北方領土問題は、第二次世界大戦後のサンフランシスコ講和条約において日本の領土処分をめぐり解釈の相違があったことによるものです。

日本は南樺太や千島列島を放棄しましたが、国後や択捉は日本固有の領土だと主張、ロシア側は、北方領土は日本が放棄した千島列島の一部で千島列島に含まれると言い、食い違っているのです。

竹島は日本本土と韓国のほぼ中間に位置する無人島で、島自体には資産価値がないのですが周辺海域が好漁場となっていて非常に価値が高く、帰属をめぐって韓国との間で争われています。

尖閣諸島は沖縄本島の西方に浮かぶ無人島群で、近年になって周辺の大陸棚に石油など豊富な海底資源が埋蔵されていることがわかったとたん、中国や台湾が領有権を主張するようになったのです。

3つの湖の水位が呼応する不思議

富士山の裾野に点在する富士五湖は、本栖湖、精進湖、西湖、河口湖、山中湖で、富士山の北側はこれらの湖でぐるりと取り囲まれています。

富士山が活火山だった時代、噴火により噴出した溶岩流が谷をせきとめたことにより五湖が形成されました。

このうち、本栖湖、精進湖、西湖は湖面の標高が同じですが、それだけでなくこの3つの湖は連携していて、水力発電のために1湖から取水するとほかの湖の水位も下がるという現象が見られます。

この3つの湖は湖底でつながっているようなのです。

9000年ほど昔、富士山の噴火により流れ出した溶岩流が谷をせき止めて、宇津湖と剗の海の2つの湖をつくりました。

800(延暦19)年におこった再度の噴火で宇津湖は山中湖と忍野湖に分かれ、剗の海の東側にあった川が溶岩流で埋められ河口湖が誕生します。

その後、忍野湖は埋まってしまい、剗の海から本栖湖が切り離されます。

さらに864(貞観6)年にふたたび噴火が起こって、溶岩流により剗の海が分断され、精進湖と西湖に分かれます。

つまり本栖湖、精進湖、西湖はもともとひとつの湖であり、伏流水の通り道が地層を共有しているので、水位は常に同じに保たれているという不思議な連携があるのです。

1つ穴のムジナ

1つ穴のムジナとは、一見すると関係ないようにみえても同類・仲間であることを言い、ふつうグルになって悪いことをしている人たちを指すたとえで、同じ穴のムジナや同じ穴のタヌキともいいます。

同類の悪党という意味になることが多いので、使い方に注意が必要です。

このムジナというのがなにかというと、もともとはアナグマのことを指して言いましたが、混同してタヌキのことをムジナと言います。

大きさも同じくらいで見た目も似ていますが、タヌキとアナグマは本来別の種類の動物で、タヌキはイヌやキツネと同じイヌ科に属していますが、アナグマはイタチやテンと同じイタチ科に属しています。

日本でアナグマというと、ニホンアナグマを指すことが多いです。

アナグマは穴掘りが上手で、複雑につながったトンネルを地下に掘り、そこを住みかにして何頭も住みつきますが、アナグマが掘った穴にタヌキが入り込み住みついてしまうこともあるそうです。

ムジナを狩る漁師はトンネルの片方を松葉でいぶし、もう一方の穴からムジナが出てくるのを狙います。

1つの穴からムジナがぞろぞろ何頭も出てくるので1つ穴のムジナというのです。

アナグマをいぶしたはずなのに、穴からタヌキが出てくるということもあるそうです。