1つ穴のムジナ

1つ穴のムジナとは、一見すると関係ないようにみえても同類・仲間であることを言い、ふつうグルになって悪いことをしている人たちを指すたとえで、同じ穴のムジナや同じ穴のタヌキともいいます。

同類の悪党という意味になることが多いので、使い方に注意が必要です。

このムジナというのがなにかというと、もともとはアナグマのことを指して言いましたが、混同してタヌキのことをムジナと言います。

大きさも同じくらいで見た目も似ていますが、タヌキとアナグマは本来別の種類の動物で、タヌキはイヌやキツネと同じイヌ科に属していますが、アナグマはイタチやテンと同じイタチ科に属しています。

日本でアナグマというと、ニホンアナグマを指すことが多いです。

アナグマは穴掘りが上手で、複雑につながったトンネルを地下に掘り、そこを住みかにして何頭も住みつきますが、アナグマが掘った穴にタヌキが入り込み住みついてしまうこともあるそうです。

ムジナを狩る漁師はトンネルの片方を松葉でいぶし、もう一方の穴からムジナが出てくるのを狙います。

1つの穴からムジナがぞろぞろ何頭も出てくるので1つ穴のムジナというのです。

アナグマをいぶしたはずなのに、穴からタヌキが出てくるということもあるそうです。